[P-10] ミドリムシを使った食品系含塩タンパク質未利用資源の活用について
昨年までの5年間の研究で、液体肥料(※1)を用いたミドリムシの大量培養に成功した。ミドリムシは、59種類の栄養素を持つ優れた生物であり、食品や燃料など、さまざまな研究、実用化が行われている。わたしたちは、高い塩分濃度のため生物処理が難しいしょうゆ類(消費期限切れ、製造過程の廃棄物)を培養液としてミドリムシを増殖させ、これを魚、甲殻類、牛などの家畜の餌として利用していくことを目標とした。
結果しょうゆ類の150倍希釈がミドリムシの培養に最適であり、ミドリムシはしょうゆ類の処理に有効である。 アサリはミドリムシのみで飼育することができた。
結果しょうゆ類の150倍希釈がミドリムシの培養に最適であり、ミドリムシはしょうゆ類の処理に有効である。 アサリはミドリムシのみで飼育することができた。