[P-45] 羽なし風力発電のモデル化 発電量の向上をめざして
羽なし風力発電とは、風車の回転を使うのではなく、円錐形の柱に対して風が吹き付けることによって生じる風の渦で、コイルもしくは磁石が揺れることによって発電する最新の方法である。しかし、発電部分のしくみがあまり明確にされていない。そこで、本研究では、発電部分のモデルを自作し、揺れの速さ、コイルが通る磁界の範囲、 コイルの巻き数、コイルと磁界の距離の4つの入力変数によって、自作モデルの発電量を調べ、発電量向上をめざすこととする。これによって、羽なし風力発電のしくみが理解できるだけではなく、発電効率を向上させる提案ができると考えた。