サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

Sat. Dec 24, 2016 10:50 AM - 11:30 AM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-51] 氷の変化

望月 美織奈 (東海大学付属浦安高等学校・中等部 化学部)

本研究は、食紅で色付けた水をゆっくりと時間をかけて凍らせたとき、なぜ色が中心部分に寄るのか、溶質の違いによって、なぜ突起物ができるのかに着目してスタートしたものである。実験は、①凍る速さと色の違い、②溶質の違い、③氷の形状の違い、④氷の糖分の濃度と色分布の違いなど、小テーマを設定して行った。実験結果は、凍る過程で、色の分布に片寄りを生じた、溶質によって突起物の生成有無があった、色分布と糖分濃度に一定の規則性があったことなどを明らかにした。現在は、溶質の種類について、糖の違い、酸性・アルカリ性水溶液の違いなどにも着目し、凍るときの色分布や糖分濃度の違い、pHの違いについて実験を進めている。