サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

2016年12月24日(土) 10:50 〜 11:30 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-59] 抗原抗体反応

黒田 大生 (仙台市立仙台青陵中等教育学校 5年)

抗原抗体反応は一般的に翌日観察のオクタロニー法を利用することがある。それを工夫して,当日観察できないかどうか検討してみた。また,オクタロニー法の結果を用いて,生物の系統的な近縁関係が分析できないかと考えた。主にヒトと他の動物について,オクタロニー法の結果から,類縁関係が言えるのかどうか調べた。
反応を速く見るための最適な温度50℃,ゲル濃度0.7%となった。高い温度の方が反応が速く見られるのは,ゲル内を通過する分子の運動が活発になるためであると考える。ゲル濃度については,密度が小さくなり,分子がゲル内を通過しやすくなったためであると考える。 系統樹を作成までは至らなかった。