サイエンスキャッスル2016

講演情報

東北大会~地域に根を張る先端研究~

[2-5] ポスター発表(午前の部)

2016年12月18日(日) 10:00 〜 10:50 ポスター/ブース会場 (工学部あおば食堂DOCK)

[P-23] ミョウバンの結晶を作る~色つき結晶~

鈴木 愛海, 及川 陽香, 市川 捺月 (宮城県佐沼高等学校 自然科学部)

キーワード:結晶

カリミョウバンに、食用色素(青)とクロムミョウバンをそれぞれ混ぜ合わせ、できた結晶の色の付き方に違いがあるかを調べた。
食用色素(青)を混ぜたものは、できた結晶に均等に色が付くことはなく、部分的に色が付いた。 クロムミョウバンを混ぜたものは、できた結晶は均等にうすい紫色がついた。
この色の付き方の違いは、食用色素(青)は異物と判断され、再結晶するときにうまく取り込まれなかったからと考えた。異物と判断するかどうかは、物質が結晶を作るときの軸の取り方(結晶系)に関係があると考えた。
カリミョウバンとクロムミョウバンは、ともに等軸晶系である。