サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-8] ポスター発表(午後の部)

Sat. Dec 24, 2016 3:00 PM - 3:40 PM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-62] タマネギからのケルセチン抽出法の検討

品川 達哉, 須﨑 哲史, 黒﨑 弘務, 高橋 朋史 (茨城県立緑岡高等学校 化学部)

Keywords:ケルセチン、抽出

ケルセチンおよびその配糖体は,体脂肪を減らす効果があるとして特定保健用食品のお茶に配合されている。このケルセチンは,タマネギに多く含まれており,花粉症などのアレルギー反応の抑制に効果があるものとしても有名である。本研究では,この話題の成分をタマネギから高校生が簡易に,かつ,より純度の高いケルセチンを簡単に得る方法を探るため,抽出溶媒や温度の違い,方法の違いにより純度などにどのような違いがあるかを明らかにすることを目的とした。
様々な溶媒を用いて,タマネギからケルセチンの抽出を行った。抽出液の溶媒を飛ばしてカラムクロマトグラフィーを用いて精製し,抽出量や純度にどのような違いがあるかを調べた。