サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

Sat. Dec 24, 2016 10:50 AM - 11:30 AM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-71] 食塩の結晶の形が変わる!?

清水 駿佑 (宝仙学園共学部理数インター 自然科学研究部 高校2年)

今回実験した内容は、塩化ナトリウムの結晶の形に何が影響を及ぼすかについてである。10%尿素水溶液において塩化ナトリウムを溶かし再結晶させると、結晶の形が正八面体に変化するという記述を化学の本で見かけ、実際に作成した所、八面体だけでなく十面体や十四面体も析出し、記述と異なる結果が出た原因が気になったのが実験の動機である。それを明らかにするために、尿素の濃度の違いによって析出する結晶の形を調べた。本発表では、尿素濃度の違いにおける実験しかしていないので、攪拌の速度や作成する場所によって変化が生じる可能性も考えられるが、今回は上記の実験で結果をまとめた。その結果から結晶の形の変化について考察した。