[P-75] 酸化チタンによる野菜の色素の脱色
現在水質汚染の原因の一つに難分解性有機物の蓄積があげられる。この代表的な物質であるフミン酸の分解方法を酸化チタンとリコピンを用いて見つけてこの問題を解決したいと考えた。酸化チタンは光触媒の性質による
酸化力の強い物質である。一方のリコピンはフミン酸と同様に共役二重結合をもち、結合が切れたとき色の変化が現れる。これを利用して酸化チタンが共役二重結合を切れるかを調べた。 これが実現すればフミン酸の応用につながる。試行錯誤し、リコピン を人工イクラの膜に閉じ込めて、酸化チタンペーストと反応させる方法を考えついた。酸化チタンは共役二重結合を切れることが分かった。
酸化力の強い物質である。一方のリコピンはフミン酸と同様に共役二重結合をもち、結合が切れたとき色の変化が現れる。これを利用して酸化チタンが共役二重結合を切れるかを調べた。 これが実現すればフミン酸の応用につながる。試行錯誤し、リコピン を人工イクラの膜に閉じ込めて、酸化チタンペーストと反応させる方法を考えついた。酸化チタンは共役二重結合を切れることが分かった。