[P-27] 泡の大きさと割れやすさの関係
私たちは泡の大きさと割れやすさの関係について研究した。方法は半球状の泡を割れるまでカメラで撮影し、光の干渉による色の変化を見た。半球状の泡は頂上から割れるため、膜厚が薄くなって割れると仮定した。膜の色と厚さは対応しているので、膜が薄くなる速さを求めることができる。これと泡の半径の関係を調べた。結果は膜厚が200㎚~100㎚に変化する時間と泡の半径に強い相関関係がみられた。その理由として半径が大きくなると傾きが小さくなり液体が垂れにくくなるため、膜厚が小さくなりにくくなるからだと考えられる。これらより、泡が大きいほど割れにくいことが分かった。今後は白色光を単色光に変え膜厚を測定したいと思う。