サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-7] ポスター発表(偶数)

2016年12月23日(金) 14:50 〜 15:30 第二体育館 (第二体育館)

[P-70] ニホンミツバチの蜂蜜から分離した天然酵母の研究

宮村 真帆 (学校法人山口高川学園 高川学園中学高等学校・科学部、中学校1年)

祖父の飼っているニホンミツバチの蜂蜜は、スーパーマーケットで売られている蜂蜜とは色や味・粘り気などが違っている。そして最大の違いは、結晶と発酵をすることである。発酵するのは「パン作りで使うイースト(酵母菌)が蜂蜜中に生きていて、この微生物がパン作りに似たはたらきをするからではないか…」と仮説を立てた。初めに蜂蜜を薄めて培養すると発酵が始まった。この現象は市販の蜂蜜ではおきないが祖父の蜂蜜ではおきるのが不思議であった。調べたところ添加物のエチルアルコールが市販のものには多く見つかった。生きた天然酵母が採れる理由は、ニホンミツバチが日本の風土に適した固有種であるからと考え研究を行った。