サイエンスキャッスル2016

Presentation information

東北大会~地域に根を張る先端研究~

[2-5] ポスター発表(午前の部)

Sun. Dec 18, 2016 10:00 AM - 10:50 AM ポスター/ブース会場 (工学部あおば食堂DOCK)

[P-35] ヨーグルトから生分解性プラスチックを作る

遠藤 瑞季, 青木 佑菜, 大滝 広子, 末永 夏生 (福島県福島市立渡利中学校 科学部ヨーグルト班)

Keywords:カゼイン、生分解性プラスチック

放射線の検査を受けてもなお、風評被害を受け続ける地元産牛乳消費の手助けになる有効な方法について考え、次の2点を中心に研究を進めた。
1 市販のヨーグルトを種菌に、ヨーグルトを効果的に作れる方法は何か
2 ヨーグルトのカゼインを用いて、生分解性プラスチックを作ることができないか
カゼインで生分解性プラスチックを作るには、これまで加熱した牛乳に酸を加え取り出す方法が知られている。本研究では牛乳をヨーグルトとして発酵させ、残渣を取り出し、プラスチックに利用できないかと考えた。原材料も分解可能であるうため、環境への配慮も考慮できる。濃度を変えた酸を時と、ヨーグルトに発酵させた時の比較を行った。