サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-8] ポスター発表(午後の部)

Sat. Dec 24, 2016 3:00 PM - 3:40 PM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-98] 水の種類と紅茶の抽出の関係

下ヶ橋 ひかる (国立大学法人 千葉大学 教育学部附属中学校 科学部)

親からの硬水と軟水の話を聞き、イギリスで紅茶が有名なのは水の性質の違いによるものだと考え、紅茶は硬水、軟水によって色や味などに違いが出ると思い、この研究を始めた。方法は、何種類かの硬度の違う水を用意してそれぞれの水で条件を揃えて紅茶をつくり、紅茶の色や味(主に渋み)の違いを見て、関係を調べた。私の予想は、硬度が高いほうが色は濃く、味が渋いと思い、結果は、色が濃いという点は当たっていたけれど、味は予想とは違かった。しかし、別の実験をして分かったことが極端に水の硬度の場合を除き、水の硬度よりも電気伝導度すなわちイオンの全量が紅茶の抽出に関係しているということを説明しやすいと分かった。