サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

2016年12月24日(土) 10:50 〜 11:30 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-103] 身近に眠るバイオマス~微生物たちのエネルギー創出~

金指 勇樹, 武富 巧, 二山 晃大 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 3年)

キーワード:微生物、電流発生菌、泥発電、メタン発酵、光合成細菌、光による影響、エネルギー、アンモニア、鉄、バイオマス

本研究では、身近にあるものを利用してエネルギーを取り出すことを目的に実験を行い、以下のようなことが得られた。1.気体発生量は、泥と葉をともに加えたときに増加したこと。また、葉の表面を殺菌したときに減少したこと。2.アンモニアを加えると気体発生量は減少したこと。また、光合成細菌に光を当てなかった場合はアンモニアによる気体発生減少を抑えることができたこと。3.気体発生が多いとアンモニアが多く検出される等の結果が得られたこと。4.電流発生菌による鉄の還元は光が当たっていない場合のほうがより還元していたこと。最終的に、さまざまな微生物を用い、効率をよくしたエネルギー発生装置を考案することができた。