サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-7] ポスター発表(偶数)

Fri. Dec 23, 2016 2:50 PM - 3:30 PM 第二体育館 (第二体育館)

[P-78] ザリガニの体色操作~黒色のザリガニに挑戦~

石井 大夢, 坂根 敬一郎, 荒尾 陸, 大継 翔汰, 柏木 祐人, 梶 圭吾, 佐々木 桃果, 佐藤 勇希, 髙井 克裕, 中川路 亨哉, 夜久 秋水 (育英高等学校 科学部)

Keywords:アメリカザリガニ、体色変化、黒化個体

ザリガニは、環境や遺伝などの要因だけでなく、餌から色素を取り込み、体色を変化させると言われている。例えば、赤色の原因物質であるアスタキサンチンを生成させるベータカロチンを与えると体色は赤色に変化する。これらを応用することで、青や緑、黄色などの体色をもったザリガニが作られ売られている。しかしながら、いままでザリガニの体色を黒色に変化させた者はいないといわれている(天然個体では存在する)。というのも、黒色の色素を持った生物(餌)がなく、餌による制御が難しいからだといわれている。そこで、人工的に黒化させる方法を模索するべく、生息環境、餌を変化させて黒色個体を作成することに挑戦した。