サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-7] ポスター発表(偶数)

2016年12月23日(金) 14:50 〜 15:30 第二体育館 (第二体育館)

[P-82] 紅葉とクロロフィル量の関係性

中村 優太, 西村 一希, 橋口 遼太郎 (大阪府立住吉高等学校)

私達は, 紅葉とクロロフィル量の関係性に興味を持ち, 検証を始めた。
本研究では, 葉緑素計(SPAD-502 plus)を用いてモミジとシャリンバイについて測定・比較を行った。
その結果, ある時期を境に上昇傾向であったクロロフィル量が減少することが分かった。
また, 太陽光が当たる所は,そうでない所よりもクロロフィル量が増加しており, 更に紅葉が早い段階で行われることが分かった。
以上から, クロロフィル量が減少することによって紅葉し, また太陽光が原因で紅葉する時期や色づきも変化すると考えられる。
今後, クロロフィルはどの色の光に最も影響を受けるのかを4色のLEDを用いて検証する。