[P-111] 小学生による好熱性生分解性プラスチック分解菌とカゼインプラスチック研究
生分解性プラスチックは、微生物と酵素の働きによって最終的に水と二酸化炭素にまで分解されることから、ゴミ問題の解決につながることが期待されている。毎年500億個以上も生産されるペットボトルがゴミとして廃棄されている事実を知り、生分解性プラスチックと、それを分解する能力をもつ生分解性プラスチック分解菌、両方の研究に取り組むことにした。生分解性プラスチックの原料として、安全な「牛乳」を使用したカゼインプラスチックに着目し、3種類の牛乳を使ってカゼインタンパク質を作成した。また、土壌サンプルからスクリーニングを行い、80℃でも生育が可能な好熱性生分解性プラスチック分解菌の単離に成功した。