[P-37] 白金の振動現象
「白金の振動現象」とはメタノールの蒸気中に加熱した白金を吊るすと白金が光ったり、消えたりする現象が繰り返される。 この研究を行う上で以下の仮説を立てた。 ① 振動現象に容器の形状が関係している ② 反応時間にメタノールの液温が影響する これらの仮説をもとに実験した結果 ① 三角フラスコとコニカルビーカーの二つで行ったところコニカルビーカーでは振動現象が現れたが三角フラスコでは現れなかった ② 40度では平均6.4分間反応したが45度では1時間超過した この結果より、①は対流の違いにより現象に違いが見られた。また、②では蒸気量の違いが反応に影響を与えると考えられる。