[4-7] ポスター発表（午前の部）

[P-119] バイオエタノールについての研究

関 達也 (千葉県立佐倉高等学校 理数科)

限りある化石燃料に代わる燃料として注目されるバイオエタノールに興味を持った。バイオエタノール生産の課題は、食料生産との競合と言われる。そこで、食料と競合しない、セルロースからバイオエタノールを生成することを目的に研究を始めた。

  実験から、アルコール発酵時の最適温度、最適ｐＨ、アルコール発酵は空気がない状態で進む、発酵には長時間を要することが分かった。また、セルロースを濃硫酸で加水分解する際に、発酵を妨害する物質が生じることを知った。そしてそれは、活性炭の吸着効果により除去できると言われている。

これらのことを踏まえ、セルロースを原料とした、より効率の良いバイオエタノールの生成に挑戦したい。