[P-96] ヘドロは本当に肥料になるのか
保護池では底にヘドロが堆積していて、それがため池の貯水量低下や水質悪化をもたらし、ため池機能の阻害や低下の原因となるので、ドビ流しという伝統的な活動によって取り除いてきた。ヘドロは栄養塩を多く含むことから、その性質を利用し、ミニトマトの一種であるアイコを使用し「ヘドロが肥料になるかを調べる」・「適するヘドロの割合を調べる」ことを目的として本研究を行った。ヘドロが肥料として機能する時のヘドロの量の割合は生育段階によって違いがあるが、肥料になることがわかった。ヘドロは化学肥料ではなく、有機肥料として使用でき、環境の保全にもつながるので「ヘドロが肥料になる」ことを多くの人に知ってもらいたい。