[P-101] クリアインク~見えやすいインクを作る~
1980年代半ば、黒板に使用されるチョークで筆記した際、その粉を吸引することによる健康被害が指摘され始めたため、代わりにホワイトボードが使われるようになり、ホワイトボードマーカーが開発された。授業で使用されるホワイトボードマーカーは、使っていると薄くなり後ろの席の人が見えにくいということがある。そこで、身近にあるもので使い続けても薄くなりにくく、見えやすいホワイトボードマーカーを作成することを目的とし、研究した。なお、インクの主成分は、アルコール、顔料、樹脂であり、この材料を身近なものに変えるため、アルコールを水に、顔料と樹脂は墨汁、エナメル、絵具、ポスターカラーで代用した。