サイエンスキャッスル2017

講演情報

関東大会

[ES4] ポスター発表 奇数

2017年12月23日(土) 14:10 〜 15:00 ポスターエリア (3階エキシビションホール)

14:10 〜 15:00

[P-5] DNAの調理・加工過程における破壊の確認

板垣 和希 (国立大学法人 千葉大学 教育学部附属中学校)

キーワード:DNA 破壊

普段口にしている食品のうち、どのような食品にDNAが残っているのか、加工していない食品から、加工後の製品まで、加工工程のバリエーションに注目して実験しました。

DNAが破壊される条件は、一定以上の熱であることを突き止めました。

次に、150℃と250℃の2つの温度条件で、加熱時間によってDNAが抽出可能な限界を調べました。

実験の結果、DNAは加えられる熱量に比例して減少するが、食用に適した加熱の範囲ではDNAが残存している場合が多いことを突き止めました。