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[P-5] シトラールの突然変異抑制効果をもたらす構造の解明
キーワード:突然変異、DNA酸化損傷、香料
秋田県はがん死亡率の高さが問題となっており、がん化の原因の一つである突然変異を抑制する効果について研究することでこの問題にアプローチすることが我々の目標である。我々は柑橘類に含まれるシトラールという物質が過酸化水素による遺伝子突然変異を抑制することを既に明らかにしたが、これはシトラールに含まれるどのような構造が原因であるかを解明するため、アルデヒド基と二重結合に着目し、検証を行った。(本研究は、(一般)東和食品研究振興会、(公)下中記念財団、(公)中谷医工計測技術振興財団、JST GSC東北大学飛翔型科学者の卵養成講座の支援を受けて行ったものである)