サイエンスキャッスル2017

講演情報

東北大会

[NS5] ポスター発表 奇数

2017年12月17日(日) 15:00 〜 15:50 ポスター1 (G-21講義室)

15:00 〜 15:50

[P-9] アブラナ科植物を使って塩害土壌を克服する

遠藤 瑠夏, 末永 夏生 (福島市立渡利中学校塩害実験班)

キーワード:塩害土壌、アブラナ科植物、耐塩性、成長抑制

東日本大震災以降、沿岸部の津波による被害は大きな爪痕を残した。福島県の場合、原発事故による避難もあり、他県に比べ沿岸部の復興は遅れている。その中で、耐塩性が高いとされるアブラナ科植物を使って、除塩ができないかについて調査を進めた。耐塩性については発芽時期の影響と、幼苗から収穫までの時期での塩分濃度にたいする影響を調査した。アブラナ科の中でも、生長不良をおこさずに0.6%程度の塩分濃度でも水耕栽培が可能な品種があることがわかった。