サイエンスキャッスル2017

講演情報

関東大会

[ES5] ポスター発表 偶数

2017年12月23日(土) 15:00 〜 15:50 ポスターエリア (3階エキシビションホール)

15:00 〜 15:50

[P-14] ペットボトル中における菌数の変化

山澤 音穂, 上田 志美, 柏崎 萌 (群馬県立太田女子高等学校 理科研究部 微生物班)

キーワード:ペットボトル飲料 紅茶 制菌効果 ミルクティー

ペットボトルの紅茶の制菌作用の検証とミルクティーの飲み方によって8時間後の菌数に差が生じるのかを突き止めるために次の2つの仮説を立て, 本研究を行った.①ペットボトルの紅茶に制菌作用があるならば, 通常細菌を増殖させる培地を溶かす水分をイオン交換水でなくペットボトルの紅茶で作成すれば, 菌の増殖が抑制される.②ミルクティーは制菌作用が見られないので, 1回でも口を付けて飲めば細菌が混入し,ペットボトル内で細菌が増加する。結果, ペットボトル飲料の紅茶には制菌作用が認められた.また, 1回でも口を付けて飲むと細菌は混入し, ペットボトル飲料中で増殖することが確認された.