サイエンスキャッスル2017

講演情報

関西大会

[WS3] 口頭発表 O-7~0-12

2017年12月23日(土) 11:40 〜 13:10 口頭発表会場 (3Fマリアンホール)

12:10 〜 12:25

[O-9] 腹ペコアリと満腹アリの行動学的考察

長谷川 雄登1, 勝野 浩志2 (1.岐阜県立加茂高等学校, 2.岐阜県立八百津高等学校)

キーワード:アルゼンチンアリ、特定外来生物、合成道しるべフェロモン、アグレッションテスト、生得的行動

異なるコロニーのアルゼンチンアリをシャーレに入れ、その敵対行動を見るアグレッションテストを行ってきた。この敵対行動のカギ刺激が「におい」であると考え、ろ紙に敵対行動を起こすと考えられている「におい」体表炭化水素を用い、アルゼンチンアリを移動させないアグレッションテストの方法を提案する。また、高濃度の合成道しるべフェロモンを用いた分布拡大を抑える駆除法は行われているが、誘導して捕獲・駆除する防除法は行われていないため、最適濃度の合成道しるべフェロモンを用いた捕獲装置を試作する。