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[P-25] 富士山北麓と八ヶ岳南麓のササラダニによる環境評価
キーワード:富士山北麓、八ヶ岳南麓、ササラダニ類、自然条件、森林保護
山梨県の南にある富士山と、北にある八ヶ岳の編笠山に生息するササラダニ類の分布から自然環境の評価を行うと共に、人が自然に与える圧力 (人為圧) に対する抑制案を提示する。富士山では、特に登山客が多いため人為圧が大きいが、編笠山ではソデ群落が形成されており、自然状態が保たれていると考えられる。ササラダニ類の解析結果と自然条件の相関から、人による森林の環境悪化を防ぐには、ソデ群落が有効である。