サイエンスキャッスル2017

講演情報

九州大会

[SS4] 口頭発表 O-7~0-12

2017年12月17日(日) 11:40 〜 13:10 口頭発表会場 (体育館前方)

12:25 〜 12:40

[O-10] 水生昆虫の飛ぶ前の行動は2つのタイプに分けられる

本田 瀬名, 稲田 一葉, 田上 竜誠, 風間 紀代華, 福田 彩夏, 瀧本 愛, 寺村 真紀, 牧 優里那, 佐藤 さくら, 後藤 健人, 武田 愛梨, 東田 愛美, 小城 乃野華 (熊本県立東稜高等学校 生物部)

キーワード:水生昆虫、ゲンゴロウ、体温、飛翔

水生昆虫は飛翔準備行動から2つのタイプに分けることができた。一つは「がっつり型」で、コガタノゲンゴロウなどの大型種が該当し、陸上昆虫と同様に飛翔前に体温を40℃近くまで上昇させて飛ぶ。体表面の親水性が高く、水から出て体を乾燥させ、静止した状態で内部飛翔筋で発熱する。もう一つは「ちょこっと型」で、ハイイロゲンゴロウなどの小型種が該当し、体温を少し上昇させて飛ぶ。体表面が水をはじき、水面から直接飛ぶこともできる。