サイエンスキャッスル2017

講演情報

関西大会

[WS2] 口頭発表 O-1~O-6

2017年12月23日(土) 10:00 〜 11:30 口頭発表会場 (3Fマリアンホール)

10:30 〜 10:45

[O-3] 未来へつながる花酵母

竹島 ありさ, 澤田 彩生 (ノートルダム清心学園清心女子高等学校)

キーワード:バイオエタノール、酵母、アルコール発酵、セルロース分解、キシロース資化、ツツジ

野生酵母のみを用いてバイオエタノールを生成するためには、木に含まれているセルロース、キシロースを分解し、さらにこのときにできる糖を使ってエタノールと二酸化炭素をつくり出すアルコール発酵を行う能力が必要である。セルロースは植物を形作る役割をしているため、セルロース分解能を持つ酵母は少ないと予想したが、実験を行った結果セルロース分解能をもつ酵母が見つかった。また、今まで先輩たちが花から集めて自分たちが持っている酵母のほとんどがアルコール発酵能をもつということがわかった。