サイエンスキャッスル2017

講演情報

関西大会

[WS5] ポスター発表 偶数

2017年12月23日(土) 15:00 〜 15:50 ポスターエリア (B1F第二体育館)

15:00 〜 15:50

[P-46] 酸化実験で用いる銅粉の保存方法の提案

岡野一 未緒, 宮地 奏帆 (岡山県立倉敷天城高等学校)

キーワード:銅、酸化防止、定比例の法則、理科教育

本研究では銅を用いた酸化実験の結果を理論値に近づけるため、使用する銅粉の保存方法を提案することを目的とした。純銅粉をそれぞれ蒸留水とエタノールに漬けて1週間保存し、酸化実験を行った。その結果、脱気した蒸留水よりも未脱気のエタノールの方が酸化していなかった。このことから、エタノールは銅粉に比べて酸素との親和性が高いと考察できるため、脱気したエタノールや未脱気の蒸留水でも同様の実験を行い比較した上で、銅粉の保存方法を提案したい。