[ES4] ポスター発表 奇数

[P-59] アルギン酸ボールの秘密

^○中畑 凜音¹, 尾﨑 希¹, 鈴木 愛渚¹, 松田 蒼衣¹, 引率責任者 岩川暢澄² (1.文京学院大学女子高等学校 理数キャリアコース2年有志, 2.文京学院大学女子高等学校 教諭)

キーワード：アルギン酸カルシウム、ゲル、半透膜、合成ゲル、人工イクラ

塩化カルシウム水溶液中にアルギン酸ナトリウム水溶液を垂らすとイクラのような小さな粒ができ、それをアルギン酸ボールと呼ぶ。

このボールには小さな穴が空いていることが知られており、そこで私たちはアルギン酸ナトリウムの濃度と抜け出す色素の量の関係を調べ、濃度が高いほど膜は厚くなり抜け出す色素の量が減少する結果を得た。次に私たちはアルギン酸ナトリウム水溶液にアガーを加えてゲルの性質を変化させ、色素の流失を防ぐ実験を計画している。