サイエンスキャッスル2017

講演情報

関西大会

[WS5] ポスター発表 偶数

2017年12月23日(土) 15:00 〜 15:50 ポスターエリア (B1F第二体育館)

15:00 〜 15:50

[P-70] 「空中を漂うシャボン玉・爆発するシャボン玉」の開発

梅林 奎輔, 王 怡瀟, 荒田 匠, 岸根 遊, 折原 緑海, 津波古 和慶, 毛利 宗太郎, 勝木 匠, 道家 瑞穂, 塚平 恒雄 (早稲田摂陵高等学校 Crazy Clever Science(生物研究部))

キーワード:水素の燃焼性と爆発性、水素爆鳴気、水素燃焼器、シャボン玉爆鳴器

水素のイメージは「爆発する気体」。しかし、水素だけでは燃えることも爆発することもない。それを証明するために、気体をシャボン玉に閉じ込めて点火する実験方法とその装置 (「水素燃焼器」と「シャボン玉爆鳴器」) の開発をおこなった。その結果、水素爆鳴気を安全に爆発させることが可能になっただけでなく、水素爆鳴気はエネルギーに比べて仕事率が非常に大きいことがわかった。また、シャボン玉を空中に浮かせて爆発させる実験にも挑戦し、「ブタン10mL+水素30mL+酸素80mL」の爆鳴気の60mLのシャボン玉の開発に成功した。このシャボン玉は空中を漂い続けながら、虹色から青色そして金色から銀色へと変化する。もちろん火をつけると大爆発を起こす。見ていて楽しい実験の開発に成功したと自負している。