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[P-79] カブトムシの体液が黄色ブドウ球菌におよぼす影響
Keywords:カブトムシ、常在菌、抗菌ペプチド
昆虫は体内に細菌が侵入すると、その細菌の細胞膜を破壊するタンパク質を生成し、体液中に分泌することが報告されている。この反応は国産カブトムシ (Trypoxylus dichotomus) にもみられることもわかっている。体内に細菌が侵入した幼虫と、していない幼虫の体液を用いて、その抗菌効果を調べた。その結果、細菌の種類や、細菌が体内に侵入してから経過した時間によって、細菌の増殖のしかたに違いがみられた。