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[O-10] 環境DNAを用いたヤリタナゴの生息域調査方法の確立
Keywords:ヤリタナゴ、環境DNA
本校の位置する掛川市では、ヤリタナゴの生息域は定かでない。そこで、環境DNAを用いて生息域を調査するための実験を行った。基本的に環境DNAは微量にしか存在しないため、検出するための環境水の濃縮方法を検討した。結果、ガラスフィルターで濾過を行った全ての試料での増幅が確認できた。また、試料に試薬を加えることで常温下でのDNAの保持を図り、48時間保持できることを確認した。確立した手法を用いて、今後はヤリタナゴの生息域を調べていく。