サイエンスキャッスル2017

講演情報

関西大会

[WS5] ポスター発表 偶数

2017年12月23日(土) 15:00 〜 15:50 ポスターエリア (B1F第二体育館)

15:00 〜 15:50

[P-8] 魚の尾びれの形状にならった団扇の作成

竹内 紗羅, 福間 優作, 正木 美佳 (岡山県立岡山一宮高等学校)

キーワード:風洞、魚の尾びれ、団扇

現在、地球温暖化を防ぐために節電が話題になっている。そこで、使用時に電気を使わずに涼しさを得ることができ、環境にも優しい団扇の性能を向上することはできないだろうかと考えた。一定の条件下でより大きな風速を得ることができる団扇の形状を作成するために、私たちは水を後方に送り出すことによって推進力を得る魚の尾びれに着目した。代表的な6種類の尾びれの形状と従来の形状の団扇の風速を比較した先行研究では三日月形の団扇が最も大きな風速が得られることが分かった。そのことから、なぜ三日月形の団扇で大きな風速が得られたのかを探求する。また団扇の周と風速の関係において、三日月形と二叉形の団扇の風速が他の形状の団扇に比べて大きいということが分かった。これらのことを参考に、理想的な団扇の形状の作成を進める。