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[P-40] ヌマガエルの定位及び回転による撹乱について
キーワード:ヌマガエル、回転、三半規管
カエルは容器に入れたまま持ち運ぶと、姿勢や目線を変えることに気づく。定位をする方法としては三半規管や、周りの景色が挙げられる。そこで、暗闇でカエル自身を回転させる、カエルを動かさず、スリット (景色) を回す。この二つの方法を試みた。前者はカエルの三半規管との関係性、後者は目との関係性を調べるために実験した。結果は暗闇でカエル自身を回した時は目を回した。スリットを回した時はスリットを目で追ったり、スリットを見ないよう上を見上げたりしていた。よってカエルの定位は三半規管によるものであり、目も多少の影響があると考えられる。そこで次にスリットの色を変え、それを回すことでカエルはどのような反応を示すか実験した。