2:10 PM - 3:00 PM
[P-107] 二種類の葉を持つビカクシダの生きる工夫
Keywords:ビカクシダ、シダ植物、ウラボシ科
ビカクシダの2つの葉の胞子葉、貯水葉について、その構造の違いを明らかにしたいと思い観察した。胞子葉は表面にトライコームが存在しており、貯水葉は枯れるとスカスカのスポンジ状になることが分かった。
また、吸水量の比較を行ったところ、胞子葉は自重の1.7倍、貯水葉は2.6培の水を吸水した。胞子葉の表面になるトライコームにも注目して吸水実験を行ったところ、トライコームの付け根から細胞と細胞の隙間に水が流れ込み、道管へと流れていくことが分かった。
また、吸水量の比較を行ったところ、胞子葉は自重の1.7倍、貯水葉は2.6培の水を吸水した。胞子葉の表面になるトライコームにも注目して吸水実験を行ったところ、トライコームの付け根から細胞と細胞の隙間に水が流れ込み、道管へと流れていくことが分かった。