サイエンスキャッスル2018

講演情報

関東大会 » ポスター発表②・奇数

[ES204] ポスター発表 奇数

2018年12月24日(月) 13:00 〜 13:30 ポスター/ブースエリア (7F 小体育館)

[P-103] アルソミトラの種の飛行と空気の作用の考察

近藤慶一 (千葉市立都賀中学校)

キーワード:アルソミトラ、紙飛行機、種子散布、アイフォン

<概要>
アルソミトラの種子がどのようにして遠くに運ばれるのかに興味を持ち研究を進めた。また、飛行物と空気の関係を様々な飛行物を作り、研究を行った。

材料を正方形に切り出し、重りでバランスに変化をつけることにしたため、飛行物自体は、前後左右のバランスを可能な限り同一とするように形は正方形とした。重りは正方形の4つの頂点に付けることとした。ビニールテープの量、クリップの量で重さを調節した。

アルソミトラの種子が落下するのをまねるように、できるだけ力を加えないように飛行物を離した。また、飛行物の本体は同じものを使用し、重りの重さを変化させることにより、様々な飛び方を実現させたが、様々な飛び方が生じるのは、重りの重さそのものから生じているのではなく、飛行物と空気の作用により、重力によるエネルギーが様々な方向に変換されることにより生じていたのだと考えた。このようにしてアルソミトラの種子が落下した高さよりも遠くへ運ばれるのではないかと結論付けた。
<考察・展望>
今回の実験では、アルソミトラの種子からヒントを得て、様々な飛び方の分析を試みた。アルソミトラの種子が落下するのをまねるように、できるだけ力を加えないように飛行物を離した。また、飛行物の本体は同じものを使用し、重りの重さを変化させることにより、様々な飛び方を実現させたが、様々な飛び方が生じるのは、重りの重さそのものから生じているのではなく、飛行物と空気の作用により、重力によるエネルギーが様々な方向に変換されることにより生じていたのだと考えた。このようにしてアルソミトラの種子が落下した高さよりも遠くへ運ばれるのではないかと考えた。