サイエンスキャッスル2018

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[WS104] ポスター発表 偶数

2018年12月23日(日) 11:30 〜 12:20 ポスター/ブースエリア (体育館)

[P-8] 菌を増やすことでトマトの品質向上を目指す

原巧作 (岡山県立倉敷天城中学校)

キーワード:トマト、栽培、菌、木酢液

<概要>
納豆菌,乳酸菌,酵母菌を含む液体「えひめAI」を土壌に散布することとえひめAIに含まれる菌を活性化させるために木酢液を土壌散布することでトマトの品質を向上できるのではないかと考えた。結果としてえひめAIはトマトの品質向上に効果があった。えひめAIに含まれる菌はタンパクをアミノ酸に変えるはたらきがあり,アミノ酸はそのままの形で根から吸収され栄養分となるためトマトを品質向上すると考える。木酢液の土壌散布は品質の向上に関係がない。
<考察・展望>
BはAに比べてよい結果となったためえひめAIに含まれる菌はタンパクをアミノ酸に変えるはたらきがあり,アミノ酸はそのままの形で根から吸収され栄養分となるためトマトの品質を向上させると分かった。一方でCはAに比べては良い結果となったがBとはあまり変わらなかった。よって木酢液の土壌散布をすることはトマトの品質の向上に影響するか分からなかった。今後の課題として木酢液の希釈濃度や施肥のタイミングを変えて,効果を確認したい。