[P-158] 静電気の測定
キーワード:静電気
<概要>
今回の実験では、物質や湿度の違いで静電気の強さにどれぐらいのか差が出るのかが気になりこの実験を行った。また、静電気をためられるライデン瓶、静電気を発生させる事が出来るバンデグラフを作成した。その結果、こすった回数が多いと、パイプ(棒)とスズランテープが反応する長さが同じか、より大きくなり、ウールの布と比べて、ナイロンの布で実験を行った方がこの値が大きく、アクリルパイプとポリ塩化ビニルパイプが特に静電気がたまる量が増え、エボナイト棒はあまり静電気が溜まらなかった。また、ライデン瓶は、帯電させたものを細いアルミホイルの部分に近づけ、溜まった静電気の詳しい測定はできなかったが、そこに手を近づけるとパチッという音などで静電気が発生していることが確認でき、材質による違いはあまりなかったが帯電させるためにこすった回数によってかなりの差ができた。バンデグラフは下ローラーの木の棒をアクリルパイプに変えたり、集電球をプラスチックのカプセルにアルミホイルを巻いたものから発泡スチロールにアルミホイルを巻いたものに変えてもハンドルを速く回しても回す回数を増やしてもほとんど静電気が発生しなかった。
今回の実験では、物質や湿度の違いで静電気の強さにどれぐらいのか差が出るのかが気になりこの実験を行った。また、静電気をためられるライデン瓶、静電気を発生させる事が出来るバンデグラフを作成した。その結果、こすった回数が多いと、パイプ(棒)とスズランテープが反応する長さが同じか、より大きくなり、ウールの布と比べて、ナイロンの布で実験を行った方がこの値が大きく、アクリルパイプとポリ塩化ビニルパイプが特に静電気がたまる量が増え、エボナイト棒はあまり静電気が溜まらなかった。また、ライデン瓶は、帯電させたものを細いアルミホイルの部分に近づけ、溜まった静電気の詳しい測定はできなかったが、そこに手を近づけるとパチッという音などで静電気が発生していることが確認でき、材質による違いはあまりなかったが帯電させるためにこすった回数によってかなりの差ができた。バンデグラフは下ローラーの木の棒をアクリルパイプに変えたり、集電球をプラスチックのカプセルにアルミホイルを巻いたものから発泡スチロールにアルミホイルを巻いたものに変えてもハンドルを速く回しても回す回数を増やしてもほとんど静電気が発生しなかった。
<考察・展望>
ナイロンの布とアクリルの組み合わせは静電気が一番よく起きやすく、ウールの布とエボナイトの組み合わせは静電気が一番起きにくいと考えられる。また、アクリルパイプとポリ塩化ビニルパイプが特に静電気が強くなり、エボナイト棒があまり強い静電気が起こらなかったのは、パイプと棒では起きる静電気の強さに違いが出るかもしれないと考えられる。
静電気の強さはランダムに変わってしまっている。これは、時間経過で放電してしまっている可能性が高いと考えられる。また、ライデン瓶と違いバンデグラフで静電気が起こらなかったのは、実験を行っていた時期が他の実験と違い湿度が高い状態だったからだと考えられる。
ナイロンの布とアクリルの組み合わせは静電気が一番よく起きやすく、ウールの布とエボナイトの組み合わせは静電気が一番起きにくいと考えられる。また、アクリルパイプとポリ塩化ビニルパイプが特に静電気が強くなり、エボナイト棒があまり強い静電気が起こらなかったのは、パイプと棒では起きる静電気の強さに違いが出るかもしれないと考えられる。
静電気の強さはランダムに変わってしまっている。これは、時間経過で放電してしまっている可能性が高いと考えられる。また、ライデン瓶と違いバンデグラフで静電気が起こらなかったのは、実験を行っていた時期が他の実験と違い湿度が高い状態だったからだと考えられる。