サイエンスキャッスル2018

講演情報

関東大会 » ポスター発表②・偶数

[ES205] ポスター発表 偶数

2018年12月24日(月) 13:30 〜 14:00 ポスター/ブースエリア (7F 小体育館)

[P-156] カメレオンエマルションの謎

藤田寛興 (立教池袋高等学校)

キーワード:エマルション、色素

<概要>
カメレオンエマルションとはエマルションのときで油層や水層に溶けた色素が発色したことをいう。目的は様々な色素を用いて発色が出る色素を探すこと、発色してから消えるまでの時間をコントロールする事である。結果は赤と黄の発色が確認でき、発色時間は水層に塩を溶かすとその量により時間が変化していた。考察は発色する、しないは色素の構造式に関係しているのではないか、時間は塩の濃度ではなく水溶液の密度により変わっているのではないかと考えられる。
<考察・展望>
色素につてはローダミンB、エオシンY、フロキシンを色素に用いた時は薄い赤色に発色し、そのほかの色素を用いると全く発色しなかった。しかしソルベントイエロー7は色素を有機溶媒にとかしたときに有機溶媒が黄色になり、カメレオンエマルションを作り振っても特に色の変化は見られなかった。時間のコントロールについては塩の水溶液の濃度を高くすると発色して色が消えるまでの時間が短くなっており、濃度が低くなるにつれて時間が短くなっていった。