[P-67] 高性能セルロース分解菌の単離
Keywords:セルロース分解菌、バイオエタノール
<概要>
私たちの目的は,身近な環境から分解効率の良いセルロース分解菌を単離し,バイオエタノールの合成に利用することである。これまでに,土壌からの分解菌の単離,分解能の調査を行った。今後は,分解効率の良い菌のスクリーニング,セルロースの分解によって得た糖液を用いてのアルコール発酵を行っていきたい。また,分解能の調査方法を見直し,データの信頼性を向上させる。
私たちの目的は,身近な環境から分解効率の良いセルロース分解菌を単離し,バイオエタノールの合成に利用することである。これまでに,土壌からの分解菌の単離,分解能の調査を行った。今後は,分解効率の良い菌のスクリーニング,セルロースの分解によって得た糖液を用いてのアルコール発酵を行っていきたい。また,分解能の調査方法を見直し,データの信頼性を向上させる。
<考察・展望>
分解能の調査については,値が非常に小さく,Brix値の測定結果とTLCの結果に相違がみられたことから,測定時の誤差ではないかと考えている。糖消費量の調査では,菌有・菌無のBrix値に大きな差がないため,糖度の増減は測定誤差の範囲内であり,今回調査したセルロース分解菌は糖を産出していないと考えている。今後は,糖度を正確に測定する方法・分解菌だけを確実に単離する方法を確立し,実験を重ねて分解効率の良い菌を見つけたい。
分解能の調査については,値が非常に小さく,Brix値の測定結果とTLCの結果に相違がみられたことから,測定時の誤差ではないかと考えている。糖消費量の調査では,菌有・菌無のBrix値に大きな差がないため,糖度の増減は測定誤差の範囲内であり,今回調査したセルロース分解菌は糖を産出していないと考えている。今後は,糖度を正確に測定する方法・分解菌だけを確実に単離する方法を確立し,実験を重ねて分解効率の良い菌を見つけたい。