[P-50] アサリのろ過物質の解明とろ過物質が及ぼす味への影響
Keywords:アサリ、二枚貝、水質、ろ過能力
<概要>
アサリのろ過物質解明を目的として,アサリにタンパク質を含む混合物をろ過させた。ジュースを入れた溶液がろ過後黒く濁った。吸光度計測定で豆乳・牛乳のろ過が確認されたことから,タンパク質の種類によりろ過能力に差があると考えられる。次に,実験Ⅱでは,体内に蓄積される物質がアサリの味に影響を与えるかどうかを検証する。ここではろ過物質によってアサリの味やおいしさに影響があると仮定し実験を行う。
アサリのろ過物質解明を目的として,アサリにタンパク質を含む混合物をろ過させた。ジュースを入れた溶液がろ過後黒く濁った。吸光度計測定で豆乳・牛乳のろ過が確認されたことから,タンパク質の種類によりろ過能力に差があると考えられる。次に,実験Ⅱでは,体内に蓄積される物質がアサリの味に影響を与えるかどうかを検証する。ここではろ過物質によってアサリの味やおいしさに影響があると仮定し実験を行う。
<考察・展望>
<実験Ⅰ>牛乳と豆乳の中にアサリにろ過できる物質が含まれると考える。また,植物性タンパク質よりも動物性タンパク質の方が,ろ過量が多いと思われる。今後はろ過前後のタンパク質量を測定する。また,ジュースの有無・種類・濃度を変え,黒い濁りとジュースとの関係性を調査する。具体的にはジュース溶液のpH変化を測定する。<実験Ⅱ>他の物質についても,味への影響を検証し,おいしさの向上につながる物質を見つける。
<実験Ⅰ>牛乳と豆乳の中にアサリにろ過できる物質が含まれると考える。また,植物性タンパク質よりも動物性タンパク質の方が,ろ過量が多いと思われる。今後はろ過前後のタンパク質量を測定する。また,ジュースの有無・種類・濃度を変え,黒い濁りとジュースとの関係性を調査する。具体的にはジュース溶液のpH変化を測定する。<実験Ⅱ>他の物質についても,味への影響を検証し,おいしさの向上につながる物質を見つける。