[P-22] 緑茶中カテキン類の分析
キーワード:カテキン
<概要>
我々が普段飲んでいる緑茶は、抗酸化作用やがん抑制作用など人体に有益な作用を発揮する。そしてこれらの作用には緑茶中に含まれているカテキン類が深く関係している。そこで私は茶葉からお茶を淹れるときの水温の違いによって緑茶中のカテキン量がどのような変化をするのかHPLC(高速液体クロマトグラフィー)を用いて分析した。90 ℃、80 ℃、70 ℃、60 ℃で抽出した結果、多くのカテキン類は70 ℃抽出時で含有量が最高値を示した。
我々が普段飲んでいる緑茶は、抗酸化作用やがん抑制作用など人体に有益な作用を発揮する。そしてこれらの作用には緑茶中に含まれているカテキン類が深く関係している。そこで私は茶葉からお茶を淹れるときの水温の違いによって緑茶中のカテキン量がどのような変化をするのかHPLC(高速液体クロマトグラフィー)を用いて分析した。90 ℃、80 ℃、70 ℃、60 ℃で抽出した結果、多くのカテキン類は70 ℃抽出時で含有量が最高値を示した。
<考察・展望>
結果よりEGCとEGCGは70 ℃前後が最適抽出温度であり、それ以上の抽出温度だと熱により分解されてしまうため抽出効率が下がってしまうと考察できる。ECは90 ℃で抽出したときの含有量比が最も高かったため90 ℃以上が最適抽出温度であると考察できる。EGCとEGCGは仮説に反し抽出温度と含有量比に正の相関関係がみられなかったがECは正の相関関係がみられた。今後は抽出温度と時間を総合して評価すべきと考えている。
結果よりEGCとEGCGは70 ℃前後が最適抽出温度であり、それ以上の抽出温度だと熱により分解されてしまうため抽出効率が下がってしまうと考察できる。ECは90 ℃で抽出したときの含有量比が最も高かったため90 ℃以上が最適抽出温度であると考察できる。EGCとEGCGは仮説に反し抽出温度と含有量比に正の相関関係がみられなかったがECは正の相関関係がみられた。今後は抽出温度と時間を総合して評価すべきと考えている。