サイエンスキャッスル2018

講演情報

関西大会 » ポスター発表・偶数

[WS104] ポスター発表 偶数

2018年12月23日(日) 11:30 〜 12:20 ポスター/ブースエリア (体育館)

[P-64] 始祖鳥の滑空能力を推定してみた

岡本鼓都里1, 林瑞貴2 (1.大阪府立富田林高等学校, 2.大阪府立富田林中学校)

キーワード:始祖鳥、飛行能力、滑空能力、進化、鳥類

<概要>
始祖鳥型、ツバメ型、カラス・トビ型の3種類の模型を作り,発射台から滑空させた。始祖鳥型が最も遠くへ滑空し,重心をずらしても安定してた。始祖鳥型へ進化して間もないころは,羽ばたきなどの飛行能力はあまり発達しておらず,主に滑空していたと考えられる。そのため,現代の鳥類よりも,滑空時のバランスを保ちやすい翼の形をしていたと考えられる。特に,尾羽はバランスを保つために大きな役割を持っていたと考えられる。
<考察・展望>
始祖鳥型へ進化して間もないころは,羽ばたきなどの飛行能力はあまり発達しておらず,主に滑空していたと考えられる。そのため,現代の鳥類よりも,滑空時のバランスを保ちやすい翼の形をしていたと考えられる。特に,尾羽はバランスを保つために大きな役割を持っていたと考えられる。現代の鳥類への進化は,羽ばたきなどの飛行能力が向上する方向へ向かったと考えられ,その結果,大きな尾羽は邪魔になり小型化したと考えられる。