[P-13] 歩行虫の調査から自然環境を探る
キーワード:歩行虫、土地開発、昆虫、地質、生態系
<概要>
2008年より、関東地方で唯一の豪雪地帯に指定される群馬県片品村とマングローブの北限とされる静岡県南伊豆町において、歩行虫の種数と個体数を継続的に調査(ベイトトラップとホールピットトラップを使用)している。調査したデータを蓄積し、のちに分析することで、歩行虫を自然環境の変遷を知るための指標として活用できるのではないかと考えている。
2008年より、関東地方で唯一の豪雪地帯に指定される群馬県片品村とマングローブの北限とされる静岡県南伊豆町において、歩行虫の種数と個体数を継続的に調査(ベイトトラップとホールピットトラップを使用)している。調査したデータを蓄積し、のちに分析することで、歩行虫を自然環境の変遷を知るための指標として活用できるのではないかと考えている。
<考察・展望>
自然が豊かで希少な動植物が多く観察されるなかで、歩行虫の種数と個体数は極端に制限されていたのは、南伊豆町のドジョウに瓦礫が多いことが原因なのではと推測される。同様の実験観察を今後も実施し、データの蓄積に心掛けたい。また、学校付近でも同様の調査導入し、二地点での結果を分析する材料としていくような取り組みも実施していきたい。
自然が豊かで希少な動植物が多く観察されるなかで、歩行虫の種数と個体数は極端に制限されていたのは、南伊豆町のドジョウに瓦礫が多いことが原因なのではと推測される。同様の実験観察を今後も実施し、データの蓄積に心掛けたい。また、学校付近でも同様の調査導入し、二地点での結果を分析する材料としていくような取り組みも実施していきたい。