SCIENCE CASTLE2018

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関西大会 » ポスター発表・偶数

[WS104] ポスター発表 偶数

Sun. Dec 23, 2018 11:30 AM - 12:20 PM ポスター/ブースエリア (体育館)

[P-74] 身近なものを使って育てる豆苗の研究

平田愛, 阪本陽菜, 中西菜乃 (常翔学園高等学校)

Keywords:豆苗

<概要>
豆苗には栄養があり、安く購入できるうえ2回以上の収穫が可能である。そこで通常は水で育てるところを水ではなく、美容効果が確認された物質を含んだ溶液で育てると、何が1番よく育つのかを調べた。トマトジュースやはちみつ・コーヒー・オリーブオイル・豆乳・糖・塩系(海水塩・焼塩・岩塩)・水を用いて栽培を始めた。トマトジュースやはちみつ・オリーブオイル・豆乳は腐ったので諦め、それらの研究を断念した。そして成長のペースが良かった塩の種類を増やして、新たに研究をすることを目的とした。塩系を含んだ溶液で育てた豆苗が、水よりも成長のペースが良かった。しかし育てる環境や季節の影響により2回目は再生できず、トマトジュースやはちみつ・オリーブオイル・豆乳は何度も腐ることが判った。
<考察・展望>
水以外でも成長はするが、長くはもたないことが判った。焼塩・海水塩・岩塩は水で育てた豆苗より成長が早いものが多かったが、切って再生をさせることは難しかった。今後は、豆苗の成長には塩の濃度によっての成長の違いが生じるのかを観察するうえで、水・焼塩・海水塩・岩塩に絞ることとし、環境は明るい場所と暗い場所での成長する度合いの比較をする。そして、どうすれば切って再生させることが可能なのか、なぜ水以外の溶液でも育つのかに着目し、研究を進める。濃度は、指数で進めていくつもりである。