[ES202] ポスター発表 奇数

[P-81] 音楽の数値化

^○滝田芽惠 (昭和女子大学附属昭和中学校)

Keywords:パターン化、数値化、可視化、プログラミング、音楽、どんな人でも、作曲

＜概要＞
感情に影響を与える音楽を数値と法則（パターン）等により可視化することで、それを用い、スマートフォンやパソコンを使っていつでもどこでも誰にでも簡単に作曲できることを目指すことを研究の目的とする。感情に影響を与える音楽にはある一定の法則があり、それに基づいて自分が作曲した曲を使い、ある定義の元、曲の伴奏の音を数値化することが出来るのではないかと仮説する。目的にもあるようにその数値を使って感情と関係のある音楽をプログラミングすることが出来れば、音楽の知識がない人でも簡単に作曲できる（伴奏のみ）アプリケーションを作ることが出来るという結果が見込める。また、その伴奏にも何らかの偏りや傾向があり、それがまた違う一定の法則導き出す事が出来るのではないかと考察する。

＜考察・展望＞
現在は研究途中の段階だが、仮説に対応する検証結果を出すことが出来れば、使用する48種類のコードを数値化することによって、何らかの偏りや傾向がありそれがまた違う一定の法則を導き出すことができるのではないかと考える。

また、今回のアプリケーションでの数値化は伴奏のコードのみの作曲方法だったが、リズムの指定やメロディーの数値化によって、音楽を可視化をすることでさらに作曲が簡単かつバリエーションを増やす仕組みを作り出すことを今後の展望とする。