[P-79] 眠気と血中酸素濃度の関係
キーワード:血中酸素濃度、眠気、覚醒、パルスオキシメーター
<概要>
覚醒時と眠気のする時の血中酸素濃度を明らかにすることを目的とし、パルスオキシメーターで測った血中酸素濃度の正常値は大体96〜99%と言われているため眠気のする時の酸素の量は覚醒時に比べ2〜3%減るのではないかという仮説をたてた。実験から眠気のするときは覚醒時に比べて1.1%程度血中酸素濃度が低下していることと眠気のする時の血中酸素濃度の変動は覚醒時より大きいことがわかった。今後は1日を使って起きてから1時間ごとにパルスオキシメーターで血中酸素濃度を計測する実験を行って比較検討したいと思う。この実験を応用すると、自動車のハンドルに血中酸素濃度を測ることができる装置をつけ、酸素濃度が下がり気味になっていたら脳を刺激する警告音がなる仕組みにすることで、運転中の居眠り、また居眠りによる事故を減らすことができると思う。
覚醒時と眠気のする時の血中酸素濃度を明らかにすることを目的とし、パルスオキシメーターで測った血中酸素濃度の正常値は大体96〜99%と言われているため眠気のする時の酸素の量は覚醒時に比べ2〜3%減るのではないかという仮説をたてた。実験から眠気のするときは覚醒時に比べて1.1%程度血中酸素濃度が低下していることと眠気のする時の血中酸素濃度の変動は覚醒時より大きいことがわかった。今後は1日を使って起きてから1時間ごとにパルスオキシメーターで血中酸素濃度を計測する実験を行って比較検討したいと思う。この実験を応用すると、自動車のハンドルに血中酸素濃度を測ることができる装置をつけ、酸素濃度が下がり気味になっていたら脳を刺激する警告音がなる仕組みにすることで、運転中の居眠り、また居眠りによる事故を減らすことができると思う。
<考察・展望>
結果から眠気のするときは覚醒時に比べ血中酸素濃度が1.1%程度低下していたため、やはり眠気のするときは血中酸素濃度が下がるのではないかと考えた。仮説は、眠気のするときの酸素の量は2~3%減るのではないか、とたてたが実験を通してそれほど血中酸素濃度は低下していないことが分かった。また、心拍数も同時にはかれるため血中酸素濃度を測るときに見てみると覚醒時、眠気のするときに関わらずいつもばらつきがあったため、心拍数は眠気に左右されないと考えた。数値が3~4%以上下がることなく、正常値の範囲内で覚醒時と眠気のするときの血中酸素濃度の変化をみることができた。またこの実験結果を応用すると、自動車運転の居眠り防止に役立てられるのではないかと思った。ハンドルに血中酸素濃度を測ることができる装置をつけ、酸素濃度が下がり気味になっていたら脳を刺激する警告音がなる仕組みにすることで、運転中の居眠り、また居眠りによる事故を減らすことができると思う。
結果から眠気のするときは覚醒時に比べ血中酸素濃度が1.1%程度低下していたため、やはり眠気のするときは血中酸素濃度が下がるのではないかと考えた。仮説は、眠気のするときの酸素の量は2~3%減るのではないか、とたてたが実験を通してそれほど血中酸素濃度は低下していないことが分かった。また、心拍数も同時にはかれるため血中酸素濃度を測るときに見てみると覚醒時、眠気のするときに関わらずいつもばらつきがあったため、心拍数は眠気に左右されないと考えた。数値が3~4%以上下がることなく、正常値の範囲内で覚醒時と眠気のするときの血中酸素濃度の変化をみることができた。またこの実験結果を応用すると、自動車運転の居眠り防止に役立てられるのではないかと思った。ハンドルに血中酸素濃度を測ることができる装置をつけ、酸素濃度が下がり気味になっていたら脳を刺激する警告音がなる仕組みにすることで、運転中の居眠り、また居眠りによる事故を減らすことができると思う。