SCIENCE CASTLE2018

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関東大会 » ポスター発表②・偶数

[ES205] ポスター発表 偶数

Mon. Dec 24, 2018 1:30 PM - 2:00 PM ポスター/ブースエリア (7F 小体育館)

[P-124] きゅうりの浅漬けの塩の量と水の量の関係性

石川幸平, 小笠原優希, 競健太郎, 斉藤匠, 西脇神楽 (鶴見大学附属中学校・高等学校 自然科学部)

Keywords:きゅうり、塩、水、漬物、浅漬け、浸透圧

<概要>
きゅうりの浅漬けを作るときに使う塩の量と出てくる水の量の関係性を調べた。仮説として、きゅうりに使う塩の量を増やすと出てくる水の量も増え、それに比例してきゅうりが萎びるものと予想。結果、塩の量が増えると水の量が増えることがわかり、きゅうりの萎び具合もそれに比例した。考察としてきゅうりに使う塩の量と水の量には正の相関性があり、塩の量に応じて水の量は増えることがわかった。
<考察・展望>
以上の結果を踏まえて考察すると、揉まなかった方のキュウリは塩を全体に行き渡らせることをしなかったがゆえに均等なデータを取ることができず、一貫性のみられないばらついたデータになったと思われる。揉みこんだ方のキュウリからは塩の量が増えるとともにキュウリから出てくる水の量も増加し、それに比例してキュウリは萎びていた。このことからキュウリに使用する塩の量とキュウリから出てくる水の量には関係性があることが確認できた。また、用意した三種類の切り切り方丸ごと、角切り、薄切りの3種類のうち、丸ごとは全体的に抜け出た水の量がほかの二つに比べて少なく、薄切りは全体的に多く、角切りはその中間であることから果肉の露出が多いほど水が抜けやすいことが見て取れる。