[P-149] 蘇れ!?酸化したビスマス!!
Keywords:ビスマス、結晶
<概要>
ビスマスというと,きれいな構造の結晶をつくることから,近年人気があり高値で売られている。自分でも簡単に作れることから,ビスマスチップを使って結晶を作製していた。しかし,結晶を買うよりは安くなるとはいえ,ビスマスチップは1kgあたり5000円近くする。また,ビスマスは再利用するたびに酸化した粉が出てしまう。酸化した部分は再利用できないため捨てていたので,もったいなく感じていた。そこで,授業で実験した酸化銅の還元のように,炭素などを加えて還元できないか実験した。
ビスマスというと,きれいな構造の結晶をつくることから,近年人気があり高値で売られている。自分でも簡単に作れることから,ビスマスチップを使って結晶を作製していた。しかし,結晶を買うよりは安くなるとはいえ,ビスマスチップは1kgあたり5000円近くする。また,ビスマスは再利用するたびに酸化した粉が出てしまう。酸化した部分は再利用できないため捨てていたので,もったいなく感じていた。そこで,授業で実験した酸化銅の還元のように,炭素などを加えて還元できないか実験した。
<考察・展望>
実験の前後で,質量の合計に変化が見られた。
加熱前は炭素5g,酸化したビスマス120.65gの併せて125.65gであり,加熱後は純粋なビスマス87.18g,未反応の物質が29.3gの併せて116.48gであった。反応前後の差は9.17gである。この質量の差はビスマスの還元の際に発生した二酸化炭素であると考えられる。
今後改良をしていき,未反応の物質の量が少なくなるようにしていく予定である。
また,炭素以外のものを利用した酸化したビスマスの還元を試していく予定である。
実験の前後で,質量の合計に変化が見られた。
加熱前は炭素5g,酸化したビスマス120.65gの併せて125.65gであり,加熱後は純粋なビスマス87.18g,未反応の物質が29.3gの併せて116.48gであった。反応前後の差は9.17gである。この質量の差はビスマスの還元の際に発生した二酸化炭素であると考えられる。
今後改良をしていき,未反応の物質の量が少なくなるようにしていく予定である。
また,炭素以外のものを利用した酸化したビスマスの還元を試していく予定である。